心も体もあたたまる 滋賀で愛されるお鍋、「とりやさいみそ」って?

 お鍋がおいしい季節です。人気の鍋は数あれど、滋賀で愛されているのはこのお鍋。見た目のインパクトも抜群です。

 テレビや雑誌で紹介され、いまや全国区になりつつある「まつや」(石川県)の鍋の素「とり野菜みそ」。関西のスーパーの鍋コーナーでも、いい位置に陣取っている。

 もちろんおいしい。でも、ちょっと悔しい。滋賀県で育った者としては、「トリヤサイミソ」と言えば、滋賀県湖北の「びわこ食品」(長浜市)の「とりやさいみそ」だから。

 〈やさい〉の表記が平仮名なのがミソ。ニンニクなど22種類の原材料が入った調合みそで、水に溶かし、肉とたっぷりの野菜を入れれば絶品の鍋が完成する。

 みそは、たるの形をした容器に入っていて、びわ湖が描かれたレトロな箱が何とも味わい深い。

秀吉も食べているかも・・・

 関西を中心に展開する大手スーパー「平和堂」は、滋賀県彦根市に本社がある。冬になると、県内外156の店舗のほとんどでとりやさいみそを扱う。湖北の店舗に至っては、年中販売、冬は単独の売り場もできるほどだ。「湖北では2・7キロの大容量サイズのみそも人気。お歳暮や手土産としても売れています」と担当者。

 このみそは長浜市の飲食店「…

この記事は会員記事です。残り853文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment