志賀原発の変圧器で油漏れ、消火設備起動も 規制庁「冷却は継続」

 石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震で、同県や近隣の原発では使用済み燃料プールの水があふれるなどの影響が確認された。原子力規制庁によると、各原発ともに必要な電源は確保され、核燃料の冷却も継続できているという。

 北陸電力によると、停止中の志賀原発(石川県)では、1号機の変圧器では油漏れ、2号機の変圧器では自動の消火設備が起動するなどした。

 志賀原発では外部電源が3系統あるといい、もともと受電していた系統とは別の系統の電源に切り替えたという。

 また、規制庁によると、2号機の変圧器近くで「爆発音と焦げ臭いにおいがあった」との情報があり、1日午後5時半ごろに調べたが、火は確認されなかった。北陸電力は「火災は発生していない」と説明している。

 志賀原発1号機では、地震で…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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