滝沢隆史
秋田犬の忠犬ハチ公の故郷で知られる秋田県大館市が、観光誘客の目玉にしようと、金箔(きんぱく)を貼り合わせて作った黄金の秋田犬の親子像を購入する。2024年度一般会計当初予算案に、純金製のミニチュアと合わせた購入費1650万円を計上した。
黄金の親子像は、金製品を手掛ける「SGC」(東京)が、昨年のハチ公生誕100年に合わせて制作した。像の成犬は高さ85センチ、子犬は同36センチで、金箔850枚をぜいたくに使った一点物だ。昨年11月には、市内で開催された記念イベント「HACHIフェスin大館」でお披露目され、来場者の注目を集めた。
市観光課の担当者は購入について「ハチ公生誕100年を伝えるのにふさわしく、観光誘客の効果も期待できる」と説明。時期などは未定だが、金箔の像と同じデザインで、20グラムの純金で作ったミニチュアとともに、市内のイベントなどで展示して一般公開する予定という。(滝沢隆史)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment