「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストで優秀賞を受賞した「北海道天塩町伊藤家の飯寿司」(久保綾香さん提供)
北海道の正月には欠かせない郷土料理の飯寿司(いずし)。その正体すら知らなかった女性が、地元の人と一緒に調理に挑戦した動画が、コンテストで高い評価を得た。
北海道天塩町地域おこし協力隊の久保綾香さん(30)が撮影した動画「北海道天塩町伊藤家の飯寿司」で、北海道の食文化振興のため農水省北海道農政事務所が募集した「『受け継ぎたい北海道の食』動画コンテスト」で、最上位の優秀賞の一つに選ばれた。
拡大する伊藤千枝子さん(右)の教えを受けながら飯寿司(いずし)を仕込む久保綾香さん=久保さん撮影の動画「北海道天塩町 伊藤家の飯寿司」より
コンテストは動画表現に日常的に親しんでいる若い世代に、北海道の食の価値をアピールするねらい。職業訓練校で料理を学んでいる学生や、地域おこしに加わっている若者らが、地元の人らと協力して動画を作成。2年目の今回は初年度の45件より多い58件の応募があった。
拡大する北海道天塩町・伊藤家の飯寿司(いずし)(天塩町スローフードの会・伊藤千枝子、天塩町地域おこし協力隊・久保綾香)=北海道農政事務所提供
群馬県出身の久保さんは海外業…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル