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新潟県柏崎市のアパートの一室で切断された遺体が見つかった事件で、行方不明となっていたアパートの住人・佐藤和夫容疑者(48)が22日午前、東京・池袋署に出頭しました。夜になって、死体遺棄容疑で逮捕されました。佐藤容疑者は、出頭した際、「新潟の事件の関連で」と話したといいます。 19日にアパートから、頭部が切断された胴体と右足が見つかりました。右足は、靴下を履いたままでした。部屋に争った形跡はなく、鍵は閉められていたといいます。遺体発見の経緯は、家賃の催促でした。アパートを管理する会社の担当者が、部屋を訪ねたところ、異臭がし、警察に通報したといいます。遺体は、ビニール袋にくるまれ、その袋は、さらに、衣装ケースに入れられ、2段の押し入れの上にありました。その後、部屋からは、切断された頭部をはじめ、遺体のすべての部位が発見されました。遺体は死後半年以上、経っていて、警察によりますと、40~60代の男性だといいます。 佐藤容疑者がこの部屋を契約したのは2018年からでした。しかし、今年3月から家賃を滞納し始めたといいます。ただ、警察によりますと、3カ月ほど前までは、周辺で姿が確認されていたといいます。そのためアパートを出たのは、3カ月前とみられています。 佐藤容疑者がアパートから直線距離で約200キロ離れた池袋署に出頭したのか、詳しいことはわかっていません。捜査関係者によりますと、遺体は、佐藤容疑者の親族とみられるといいます。さらに、佐藤容疑者が、遺体遺棄への関与を認める供述をしていることがわかりました。新潟県警は、今後、佐藤容疑者の身柄を新潟に移して、詳しく事情を聴く見通しです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース