性加害疑惑の教諭の死巡り中傷 生徒が練馬区を提訴「対策不適切」

 東京都練馬区立の中学校で男子生徒にわいせつな行為をしたとして逮捕された男性教諭(37)が直後に死亡したことをめぐり、同級生から中傷を受けたのは区の不適切な対応が原因だとして、この生徒と母親が26日、区に計330万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状などによると、生徒は2022年5月、学校の男子トイレの個室で、担任の男性教諭から股間を触られるなどしたという。

 母親が翌日に学校に被害を訴えたが、担任の変更に応じず、警察への通報もしない学校の対応に不信感を覚え、数日後に生徒とともに警察に相談。翌日に教諭は強制わいせつ容疑で逮捕された。教諭は容疑を認めたとされるが、釈放後にマンションから転落死した。SNSに遺書と思われる内容が投稿され、警視庁は自殺とみている。

 その後、生徒は同級生から「…

この記事は有料記事です。残り299文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment