性教育の「はどめ規定」、3教委が「なくした方がいい」 朝日調査

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塩入彩 島崎周 杉原里美 武田啓亮

性教育を問う 朝日新聞アンケート(下)

 学校現場で、性はどのように教えられているのか――。朝日新聞は都道府県と政令指定都市の計67教育委員会にアンケートを行い、今年度から始まった「生命(いのち)の安全教育」や、授業での性交に扱いについて聞いた。2回目は学校教育における性交の扱いについて。

 朝日新聞は4、5月、都道府県と政令指定都市の教委にアンケートを実施した。アンケでは「はどめ規定」の評価も尋ねた。

 小中学校の学習指導要領には、小学5年理科で「人の受精に至る過程は取り扱わないものとする」、中学校の保健体育で「妊娠の経過は取り扱わないものとする」との一文で示される「はどめ規定」がある。文科省は「(性交について)教えてはいけないと禁止するものではない」とするが、教育現場では「性交は教えてはならない」と捉えられがちだ。

記事後半では、「はどめ規定」への評価や、小中学生の授業での「性交」の取り扱いについて、各教委の回答を詳報しています

■割れる「はどめ規定」への評…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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