上野動物園(東京都台東区)で昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダ、オスのシャオシャオとメスのレイレイ。感情豊かなシャオシャオ、要領の良いレイレイと、2頭の個性もはっきりとしてきた。
23日で1歳となる2頭。園によると、シャオシャオは喜怒哀楽がはっきりしていて、ちょっとした物音に驚くような繊細な面もあるという。レイレイは要領が良く、マイペース。シャオシャオにちょっかいを出されても、サッとかわして、「お姉さん」のよう。
シンシンの母乳を飲む時にも行動の違いは見られるという。レイレイはシンシンが寝ている時を見計らって母乳を飲む一方、シャオシャオは自分が飲みたい時に突撃する。ただ、シンシンにはねのけられることも多いという。
2頭の体重は約27キロになった。5月中旬にリンゴを口にして以来、固形物は食べておらず、シンシンの母乳や人工乳を飲んでいる。シャオシャオは屋外にある木の上がお気に入りで、レイレイは最近、室内を好んで過ごしているという。
園の担当者は「ここまで大きくなって良かった。うれしいです」と話している。(本間ほのみ)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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