性的暴力の被害女性を“蔑視”政治家と失言(テレビ朝日系(ANN))

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 自民党の杉田水脈議員が1度は言っていないと否定していた「女性はいくらでも嘘をつける」という発言について、一転してブログで認めて謝罪しました。  多くの非難を浴びた自民党・杉田議員の女性はいくらでも嘘をつける発言。杉田議員は当初、言っていないと否定していましたが、複数の出席者が発言を認めていて、自民党幹部も…。
 自民党・森山国対委員長:「報道のような発言があったとすれば、極めて遺憾なことだと思います」
 自民党・下村政調会長:「自身の発言について、その真意が正確に伝わるよう、より丁寧な説明をすることが必要であると口頭で注意をしました」
 そして1日、発言があったと認めて謝罪したのです。杉田議員によりますと、「慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例を挙げて、なにごとも聖域視することなく議論すべきだと述べるなかで発言した」といいます。
 立憲民主・安住国対委員長:「嘘ついてごまかしていて、女性を蔑視するような発言をし、性犯罪被害者に対して侮辱的な発言をしてたと」
 加藤官房長官は政府としてコメントはしないとしながらも…。
 加藤官房長官:「政治家が自分の行動言動に責任を持って対応することは、当然のことだと思っています」
 杉田議員は2018年にも月刊誌に「子どもを作らないLGBT、性的少数者は生産性がない」と寄稿し、物議をかもし、今年1月に国民民主党の玉木代表が選択的夫婦別姓の必要性を問いただした際に「だったら結婚しなくていい」というやじが杉田議員によるものと疑われましたが、取材に対して一切の説明はしていませんでした。
 政治家の発言、そして失言。記憶に新しいところでは立憲民主党の石垣のりこ議員が安倍前総理の辞任の際に「大事な時に体を壊す癖がある」などとツイート。党から厳重注意を受けて去年、桜田元五輪担当大臣は「復興以上に大事な議員」など失言が重なり、辞表を提出しました。失言はどこまで許されるのか。発言からみる、政治家の資質とは。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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