杉浦達朗
宮内庁は16日、「第12回子どもノンフィクション文学賞」で佳作を受賞した秋篠宮家の長男悠仁さま(15)の作文について、「参考文献の記載が不十分だった」と発表した。この作文をめぐっては、他の著作物と酷似する記述があると週刊誌などが報じていた。
同庁によると、15日に雑誌関係者から「作文の記述の中に、参考文献にあげられていない文献に酷似する箇所がある」と指摘があった。悠仁さま自身が確認したところ参考文献の記載が不十分だったとわかり、同賞を主催する北九州市にも伝えたという。今後、悠仁さまが作品全体を精査し、同様の不足があれば市側に伝えていくという。
作文は、悠仁さまが小学5年の時に紀子さまとともに訪れた小笠原諸島を振り返ったもので、お茶の水女子大付属中の課題として同賞に応募。昨年3月に中学生の部(応募97編)で佳作に選ばれ、表彰式にオンライン出席していた。(杉浦達朗)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル