滋賀県立総合病院(同県守山市)は2日、記者会見を開き、男性患者3人のコンピューター断層撮影(CT)検査の画像診断報告書で「がんの疑い」と記載されていたのをそれぞれの主治医が見落とすなどし、適切な治療が遅れるミスがあったと発表した。3人のうち80代男性は今年4月に、肝臓がんで死亡した。
80代男性は2015年9月に行ったCT検査の報告書に肝臓がんの疑いがあると書かれていたが、主治医が確認をしなかった。18年11月に摂食が困難になり入院し、別の医師の調査で主治医の確認ミスが判明した。
一山智病院長は「当院の信頼を損ね、深くおわびする。」と謝罪した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース