新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8日から愛知県でも名古屋市など12市町村を対象に3度目の「まん延防止等重点措置」が始まった。
ただ、過去最多を連日更新する勢いの首都圏や大阪、700人前後が続く福岡と違い、感染者の増加は比較的抑えられている。
県関係者は「愛知特有の事情がある」とみる。
前回の重点措置が7月11日で解除後、同21日に再び1日あたりの感染者が100人を超え、今月7日に459人まで増えた。
だが、9日の感染者は256人などとなり、過去最多の679人(5月12日)を超える状況にはない。
県はワクチン接種の取り組みの早さが影響しているとみる。
県によると、65歳以上の接種率は開始当初から人口上位10都道府県中トップ。全体の接種率は1回目約39%、2回目約28%となっている(4日時点)。
米モデルナ社製を使う大規模…
この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。
残り:705文字/全文:1079文字
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル