3度目の緊急事態宣言で教育現場はどうなるのか。愛知県教育委員会は31日まで、修学旅行など宿泊を伴う行事の延期や中止を県立高校などに求める。近く学校に通知し、市町村教委にも参考として周知する。
授業や部活動は続ける。ただ、公共交通機関が混雑する時間帯を避ける「時差通学」の検討や、臨時休校などで通学できなくなった生徒をオンライン学習で支援するよう求める方向だ。部活動は対外的な練習試合や合同練習の自粛を求める見通し。同居家族が「濃厚接触者」となった生徒は登校させないようにする方針だ。これらは1月に緊急事態宣言が出た時と同様の対応だ。
いまの「まん延防止等重点措置」では生徒同士の食事やカラオケの自粛を求めている。重点措置対象区域の名古屋市教委は、すでに児童生徒の座席の間隔を可能な限り2メートル確保することを求め、部活動は原則授業がある日のみとしているが、さらに対策強化が必要か検討している。(堀川勝元)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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