東海3県では12日、新型コロナウイルスに956人が感染したと確認された。
愛知県703人(うち名古屋市302人)、三重県131人はいずれも過去最多で、感染拡大が止まらない。
2日連続で最多を更新した三重県はこの日、14日から全県の飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請することを決めた。
岐阜県も122人で2日連続で100人を超えた。
急増を受け、愛知県の大村秀章知事は12日、名古屋市や春日井市など12市町村が対象の「まん延防止等重点措置」区域を来週にも見直す考えを示した。
県内の感染者は30代以下が6割超となっており、大村氏は「若い人が動いているから感染が広がっているのは明らか。お盆での行動の自粛、変容をお願いし、その間にワクチン接種を進めたい」と述べた。
また、全国で動きがある緊急事態宣言の要請については「よく検討すべきで、まずは重点措置でしっかりと規制、抑制を図りたい」と慎重な姿勢を示した。(大滝哲彰、小林圭)
名古屋市では7月末以降、新型コロナウイルス感染者の入院調整の状況が一変した。新しく入院する感染者が1日数人程度から20人前後まで急増している。
「医師と判断してから折り返…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル