愛知県は17日、581人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち名古屋市は311人だった。
感染者数は減少傾向が続いているが、入院者は高止まりしている。16日夜時点では前日から12人増えて888人(病床使用率50・3%)。うち重症者は前日より9人減って78人(同42・6%)だった。一時は1万9千人を超えていた自宅療養者は23日ぶりに1万人を下回り、9629人になった。
新たなクラスター(感染者集団)は名古屋市の医療機関(12人)、豊橋市の高齢者施設(40人)が確認された。豊橋市の高齢者施設の感染者は2回のワクチン接種済みの31人を含んでいる。
またワクチンが行き渡った後の行動制限の緩和に向けた実証実験について、県は17日、県内の大規模イベントなどでも実施するよう国に申請した。屋内の大規模イベント2件とライブハウス1件でいずれも年内に開催する音楽関連。イベント内容や会場は決まっていない。
イベントでは2回のワクチン接種やPCR検査で陰性となった人を対象にする。入場者に連絡先を聞いてリストを作成し、マスク着用の徹底を求める。緊急事態宣言下では定員の50%以下で上限5千人に制限されている入場者数を引き上げるという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル