政治家、特に閣僚がマウスシールドを使っているのをよくテレビで見かけますね。2020年の初めから春ごろに、ネットやテレビで見たときにはかっこいいなと思っていましたが、だんだん、フェースシールドやマウスシールドの正しい使い方と限界がわかってくるにつれ残念な気持ちになってきました。
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首掛け扇風機で「換気?」
飛沫(ひまつ)が飛散する様子をシミュレーションした研究が発表されましたが、フェースシールド下で小さい飛沫はほぼ100%漏れて飛んでいました(https://digital.asahi.com/articles/ASN9L2FP8N9KUBQU006.html)。大勢の人を前に少し高いところから話をしたら、自分の飛沫はすべて正面の人にかかってしまいます。自分が飛沫を吸い込まないようにする機能も含めて、不織布マスクよりも劣るようです。
ましてフェースシールドよりも小さいマウスシールドは、見た目が良いことしかいいことはないですね。フェースシールドは本来、医療者が検査や手術などをする際に、飛沫やそれ以外の体液が医療者の目などの粘膜に付着しないように装着するものです。会見などで使っている姿は、その政治家には優秀な専門家のブレーンがいないか、アドバイスを受け入れていないということを表明してしまいます。
西村康稔経済再生担当大臣の首掛け扇風機は最悪でした。10月14日の会見で、娘さんからもらった首にかける扇風機を「『換気のために』会食でつけている」と話しました(https://times.abema.tv/news-article/8628820
「西村大臣 換気」と入力してTwitterで検索すると、何千人もこの残念な会見を批判していることがわかります。がっかりしている人は数万人を下らないでしょう。
一斉休校に関してもそうです。…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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