新型コロナウイルスの集団感染が起きている大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」で、看護師1人の感染が判明した後も、勤務させていたことが分かった。病院は市保健所の調査に「代替スタッフの手配に動いたが見つからず、やむなく勤務してもらった」としているという。
市保健所が23日、明らかにした。保健所によると、看護師は20日にPCR検査で感染が確認されたが、同日夕から21日朝まで夜勤に就いた。すでに感染が確認されている入院患者がいる病棟を担当した。21日朝以降は勤務していないという。
この病院では患者や医療従事者ら計126人の感染が確認されている。保健所は22日に病院を行政指導し、他にも同様のケースがないか調査している。(本多由佳)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル