感染最多の中の3連休 にぎわう空港、行楽地 もれる不安

 コロナ禍3年目の夏。3連休の初日を迎えた16日、各地の空港や行楽地はにぎわいを見せた。政府は現時点で行動制限を呼びかけていないものの、この日は国内の新規感染者数が過去最多を更新する11万人を上回り、感染拡大のペースは勢いを増している。観光業に携わる人たちからは影響を心配する声が相次いだ。

 羽田空港の出発ロビーではスーツケースを持った旅行客らがチェックインカウンターに列をなしていた。

 横浜市の会社員東郷龍さん(36)は、祖母に会いに妻と1歳の娘と3人で山口市を訪れる。決めたのは感染が比較的落ち着いていた春ごろ。「ここまで急激に感染が拡大するとは思わなかった」という。

 自身はすでにワクチンは3回接種済みで、マスク着用などの必要な対策は常に取るつもりだ。祖母は90代と高齢で、娘と会ったことがない。「感染の心配はあるが、早く会わせたい気持ちが強かった」と話した。

 東京・浅草の仲見世通りでは小雨の降る中、傘をさした浴衣姿の女性や外国人らが観光を楽しんでいた。

第7波にため息

 京都から観光に来た主婦の姫…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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