感染者“急増”で緊急提言…5つのアクションとは(テレビ朝日系(ANN))

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政府の新型コロナウイルス対策分科会は9日夜、各地で感染者が増加していることを受け、緊急提言を発表しました。
新型コロナ対策分科会・尾身茂会長:「徐々に感染が全国的に見ても増加していることは間違いない。感染が徐々に増加しているなかで、踏み込んだクラスター対策が重要。社会経済活動に一定の制約を求めるような、強い対策を行う必要がある。そうした事態を回避するために、国民が一丸となって対策を行なう必要がある 」 北海道では感染が拡大していて、9日、一日の感染者数が初めて200人となり、5日連続で100人を超えました。集団感染も11月に入り、22件確認されています。北海道は7日に独自で定める警戒ステージを『3』に引き上げたばかりです。直近1週間の新規感染者数はステージ『4』の目安796人を超える920人となっている他、利用病床数もステージ『4』の目安350床を超えています。
北海道の会見:「今のところ『4』に上げるという話は来てないけど、いくつかの数値は、基準を上回ってきている。その推移を見ながら、警戒ステージについては考えていくということになる」 北海道内の感染症対策の専門家は、医療体制のひっ迫を懸念しています。
北海道療大学・塚本容子教授:「急激に増えてしまうと、準備がなかなか追いつかない現状がある。高齢者は重症になりやすいことは、ずっと変わらないままきているので、そうすると病院のベッド数がひっ迫してくることは想像できるし、他の病気で入院が必要な患者のベッドが足りなくなってしまう。感染者を減らしていかないと、病院の医療体制が危機に陥ってしまうことは危惧している」 政府は、今後、感染状況が悪化した場合、北海道を『GoToトラベル』の対象から、除外を検討する考えを示しました
加藤官房長官:「当該事業にかかる感染リスクを総合的に考慮して、当該都道府県を除外することも検討していただきたいという提言をいただいているところなので、政府としては、そうした提言に沿って対応していきたい」
東京でも新たに157人の感染が確認されました。直近週間の平均は200人を超えていて、増加傾向にあります。
国際医療福祉大学・松本哲哉教授:「条件が整えば北海道のように感染者数が増えてくるのは当たり前なので、北海道だから特別というわけではないから、東京でも他の大都市でも感染者数は増えていくだろうし、これからもまだまだ十分注意が必要な時期が続いていくと思っていただきたい」 【政府分科会が行った5つのアクション】
●今までよりも踏み込んだクラスター対応
●対話のある情報発信
●店舗や職場などでの感染防止策の確実な実践
●国際的な人の往来の再会に伴う取り組み強化
●感染対策検証のための遺伝子解析の推進

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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