慶応大は11日までに、学内の情報システムに対して不正アクセスがあったと明らかにした。盗まれた教職員のIDやパスワードを使って侵入され、学生の顔写真など個人情報約3万件が流出した可能性があるという。1日付で学内に対応チームを設置した。 大学の調査によると、今年8~9月にかけて不正アクセスがあり、湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)で管理していた個人情報が狙われた。流出したとみられるのは、学生の氏名、学部、顔写真、履修履歴のほか、教員の氏名、住所など計約3万件に上る。 慶応大は「関係者に深くおわびし、再発防止に努める」としている。
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