柳川迅
成人の日を前に8日、各地で式典が開かれた。民法改正で昨年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、初めて迎える「成人の日」となるが、多くの自治体では、名前を「二十歳の集い」「二十歳を祝う会」などと見直し、これまで通り、20歳を対象に新たな門出を祝った。
大阪市天王寺区では、「成人の日記念のつどい」から「二十歳のつどい」に名前を変え、式典が開かれた。大学2年の山木晴香さん(20)は「18歳から選挙には行っているが、成人年齢の引き下げの影響はあまり感じない。大人の実感は、20歳でお酒を飲めるようになったことぐらいかな」と話した。
総務省によると、改正民法施行の経過措置に伴い、今回の新成人は18~20歳が対象。18歳は112万人、19歳は113万人、20歳は117万人という。(柳川迅)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル