新型コロナウィルスが発生した中国湖北省武漢市では今週末の中国の旧正月「春節」を前に、空港や鉄道の駅が閉鎖され、武漢との直行便が乗り入れている成田空港にも影響が出ています。共同通信によりますと武漢市当局は 新型肺炎の感染拡大を食い止める目的で日本時間の23日午前11時から空港や鉄道の駅で、武漢を離れる路線を停止すると発表しました。
この影響で武漢との直行便が乗り入れている成田空港でも全日空が23日夕方の武漢に向かう便と折り返しとなる24日の武漢発成田行きの欠航を決めたほか、LCC=格安航空の春秋航空日本(スプリングジャパン)も今週末の直行便を運航するか対応を検討しています。
新型のコロナウィルスによる肺炎の感染者は中国だけで571人、死者は17人に上っていて、国内でも先週、感染が確認されるなど感染の拡大が懸念されています。成田空港検疫所では解熱剤などを服用して熱が下がっている場合でも申告するよう呼びかけています。
チバテレ(千葉テレビ放送)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース