我が輩は住職の猫である 名は小雪と申します

 住職が猫。そんなお寺が京都にあると耳にした。和歌山の「猫駅長」は知っているが……。

「まだまだ勝手に関西遺産」

拡大する猫猫寺(にゃんにゃんじ)の猫住職・小雪ちゃん。座布団の上でくつろぐ姿が訪れる人たちを和ませる=2020年4月10日午前、京都市左京区、筋野健太撮影

 京都市左京区八瀬(やせ)。地下鉄・国際会館駅からバスで約10分、のどかな所に寺はあった。見た目は普通の古民家だが、玄関には「招喜猫宗総本山 猫猫寺(にゃんにゃんじ)」との看板が。建物正面に立って見える絵馬とふすま絵には猫が描かれ、正面出入り口近くの置物も「招き猫」と猫づくしだった。

 「寺院型テーマパークなんです。本堂のほかにギャラリー、雑貨ショップ、カフェがあります」。代表の加悦(かや)徹さん(51)が教えてくれた。寺は2016年9月22日に建立した。22日は「にゃんにゃん」の語呂合わせ。拝観は無料。加悦さん一家は普段ここに住んでいる。

拡大する絵馬、ふすま絵、招き猫の置物。猫猫寺(にゃんにゃんじ)は入り口から猫づくしだ=2020年4月10日午前、京都市左京区、筋野健太撮影

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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