原爆投下、無数の焼夷(しょうい)弾による空襲。78年前の戦争を高校生が取材する意義を広島、長崎と富山の新聞部員が18日、オンラインで語り合った。彼らが口をそろえる「最後の世代」とは何をさすのか――。
「平和について伝え、語り継ぐ意義を私たち当事者で深めたい」。富山県小矢部(おやべ)市の県立石動(いするぎ)高校で、中田彩音さん(2年)が口火を切った。崇徳(そうとく、広島市西区)、県立長崎南(長崎市)の2校と画面でつなぐ。
石動が7月から鹿児島県であった全国高校総合文化祭で、被爆地の2校に声をかけた。富山は地方都市で最大級の空襲被害があったが、詳しく知る人は多くない。5月のG7広島サミットに先立つ教育大臣会合も取材した。ウクライナなど国際情勢や平和に関心が高まり、被爆地の新聞部と情報を共有し、活動に役立てたいと考えた。
3校が取材の取り組みを順に報告した。
石動は、教育大臣会合をきっ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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