戦火のウクライナから福島へ 地元スーパーで働く留学生の「恩返し」

 パンを売り場に並べながら、日本語で「いらっしゃいませー」。戦火のウクライナから避難してきて福島県いわき市の東日本国際大で学ぶ女子学生が21日から、市内のスーパー・マルトで働き始めた。将来も日本で働くため、パート勤務で経験を積むことに。来日以来、生活用品を支援をしてきたマルトに恩返しをしたいと同店を希望した。

 学生は激戦地マリウポリ出身のソフィア・ビジャズさん(20)。首都キーウの大学で日本語を学んでいた。2022年秋、就学に必要な日本語を学ぶ同大の別科に入学。今年9月の修了まで、当面は週2回、マルト平尼子店のベーカリー部門で総菜パンの調理やレジ接客などをする。

 ロシア軍が侵攻してきた時は…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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