ごはんラボ 手羽先のお酢煮
酢を使いこなすシリーズの最後は「手羽先のお酢煮」です。うまみの強い手羽先の煮物に酢を加えることで、暑い季節に食欲をそそる、キュンと引き締まった味わいになります。食べた時にホロリと骨から肉が外れるのも、酢の効果です。
手順はシンプルです。軽く下味を付け、軽く焼き付けて香ばしさを加え、たっぷりの煮汁で包むようにしっとり煮上げる。砂糖の量は控え、酢は多めのバランスで、大人好みのおいしさのストライクゾーンに、びしっと決まります。
米酢を使いましたが、穀物酢でも同様に。食べる時に、七味唐辛子や粉サンショウをふるとアクセントになります。日持ちするので、まとめて作るのにも向いています。レシピの分量をすべて倍量にしてください。
アレンジは、うまみの溶け出した煮汁が翌日固まって「煮こごり」になるのを、ゆでた野菜にかけるアイデアです。肉の破片も余さず食べてしまいます。(編集委員・長沢美津子)
手羽先のお酢煮
料理監修:吉田勝彦(中国家庭料理ジーテン)
材料(2人前)
□ 鶏手羽先 4本(240g)
□ ショウガ 20g
□ 酒 小さじ1
□ しょうゆ 小さじ1
□ サラダ油 大さじ1
<煮込み用>
□ 水 1カップ
□ 酢 1カップ
□ 砂糖 大さじ2
□ 酒 大さじ1
□ しょうゆ 大さじ4
作り方
①手羽先はまず先端を関節で切り離す。次に手羽中の太い骨と細い骨をつなぐ軟骨に包丁を入れて縦に二つに切る。全部をボウルに入れて酒としょうゆをからめる。
拡大する太い骨と細い骨、2本の骨をつなぐ軟骨のところで切り分ける。慣れるまでは指先でデコボコを探るといい
②ショウガは皮のまま薄切りにす…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル