外国人技能実習生の失踪が相次ぐ背景には不当な費用の徴収が疑われるとして出入国在留管理庁が実態を調べたところ、85%が母国の送り出し機関に費用を支払い、平均額は約52万円だったことがわかった。入管庁が26日に発表した。
入管庁によると、昨年1年間に失踪した実習生は7167人。原因として、送り出し機関などへの多額の手数料払いや、賃金の不払いが指摘されてきた。
そこで入管庁と外国人技能実習機構は21年12月~今年4月、実習先の検査を行う際に2184人の実習生から直接聞き取りをした。
母国で支払った費用や借金、初めての調査
送り出し機関に何らかの費用…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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