将棋の棋士編入試験(五番勝負)の第1局、折田翔吾アマ(30)と黒田尭之四段(23)の対局が11月25日、午前10時から行われている。折田アマは五番勝負で3勝すれば悲願プロ入りとなる。
棋士編入試験は、アマチュアがプロとの公式戦で優秀な成績を収めた場合に認められるもの。通常ルートは奨励会三段リーグからの四段昇段だが、受験資格である「現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ 6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者」「四段以上の正会員の推薦のある者」の2つをクリアすれば、編入試験への挑戦が可能となる。
試験官となる対戦相手は、新四段を棋士番号順に選出。初戦の黒田四段を含め、全員が今年度の勝率5割以上と、早くから活躍している棋士ばかりだ。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は黒田四段。黒田四段は初手で1六歩と端歩を突く意外な一手から、その後は四間飛車を採用、折田アマは居飛車で迎え撃った。第2局以降は、後手、先手と、交互になる。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
黒田尭之四段 ロースとんかつ 折田翔吾アマ 注文なし
【昼食休憩時の残り持ち時間】
黒田尭之四段 1時間45分(消費1時間15分) 折田翔吾アマ 2時間34分(消費26分)
◆編入試験五番勝負の対戦相手(試験官)※今年度の勝敗、勝率
第1局 黒田尭之四段 9勝9敗 .500
第2局 出口若武四段 16勝10敗 .615
第3局 山本博志四段 13勝10敗 .565
第4局 本田奎四段 25勝12敗 .676
第5局 池永天志四段 18勝12敗 .600
Source : 国内 – Yahoo!ニュース