21日午後3時35分ごろ、名古屋市中区新栄2丁目のマンションの一室で、男性の遺体が見つかった。捜査関係者によると、遺体の手首は縛られ、居室の出入り口は外側から粘着テープで目張りされていた。遺体はこの部屋に住む40代の男性とみられ、愛知県警は身元の確認を急ぐとともに、死体遺棄容疑で捜査を始めた。
中署によると、20日にこの部屋の契約者の姉から警察に行方不明者届が出され、21日に安否確認に出向いた同署員がこの部屋で遺体を見つけた。
捜査関係者によると、遺体は室内の押し入れから見つかり、腐敗が進んだ状態だったという。県警は死因の特定などを進める方針だ。
現場は、名古屋市営地下鉄の新栄町駅から南東に約300メートルで、周囲にはマンションや飲食店などが立ち並ぶ。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル