新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主らを支援する国の持続化給付金をだまし取ったとして、島根県警は26日、東京都港区の慶応大学生、鶴岡嵩大(たかひろ)容疑者(22)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。
松江署によると、鶴岡容疑者は昨年7月14日、共通の知人を介して知り合った松江市の男子大学生に虚偽の確定申告書を準備させ、中小企業庁のサイトから持続化給付金を申請。男子大学生の口座に100万円を振り込ませ、詐取した疑いがある。容疑を認めているといい、署は鶴岡容疑者が給付金の一部を「アドバイス料」として得ていたとみて調べている。男子大学生が昨年9月、「自分は不正受給をしているのでは」と署に相談していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル