6日午前9時半ごろ、富山市晴海台の集合住宅で、窃盗未遂容疑で指名手配中の職業不詳の男(44)が、逮捕しに来た石川県警の捜査員を相手に自宅に立てこもった。石川、富山両県警の捜査員が説得を続け、同日午後8時45分ごろ、自宅に突入して男を逮捕した。室内には男の家族の30代女性と子どもがいたが、いずれもけがはなかった。
石川県警によると、逮捕容疑は、今年5月、石川県かほく市内の書店でCD1枚を盗もうとしたというもの。男は容疑を否認しているという。
両県警によると、男は6日朝、訪れた石川県警の捜査員らに包丁を示した後、集合住宅1階の自宅に鍵をかけて出てこなくなった。捜査員から「被疑者が逮捕に応じず、刃物を示してきた」との通報があり、富山県警の捜査員も現場にかけつけた。以降は窓越しに説得を続けていたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル