妊婦の血液から胎児のダウン症など染色体の異常を調べる新型出生前診断(NIPT)が、認定外の民間クリニックでも行われ、まれな染色体の異常など日本産科婦人科学会(日産婦)の指針外の検査まで広がっている。検査後の妊婦ケアが不十分なところもあり、不確実な結果に基づく中絶につながる恐れがある。
NIPTは100%確定できる診断ではないが、採血だけで済むのが特徴。認定を受けなくても罰則はなく、認定外の施設が2016年から参入。朝日新聞の調べでは今年7月末時点で少なくとも約30カ所あった。費用は15万~20万円程度。…… 本文:1,320文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
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