添田樹紀
大阪市は2日、新型コロナウイルスワクチンの接種相談に応じるコールセンターの20代の男性スタッフ2人が、自分の接種券番号を不正に調べて、市の接種会場の予約をしていたと発表した。20代に接種券が送られていない段階で予約されていることに市保健所の職員が気づいて発覚した。
市によると、2人はコールセンター業務を委託する民間企業に派遣された職員で、6月26日に自分の接種券番号を市のシステムを使って不正に取得。28日にインターネットの予約サイトで番号を入力し、「インテックス大阪」(同市住之江区)に設置された市の大規模接種センターでの7月5日の接種を予約したという。
コールセンターでは、業務外で接種券番号を調べることを禁じていた。2人はコールセンターの業務から外れているという。(添田樹紀)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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