換気扇から異臭、アパート借りて大麻栽培か 東京都青梅市の男逮捕

比嘉展玖

 自宅アパートで大麻を栽培したとして、警視庁は、派遣社員の男(32)=東京都青梅市=を大麻取締法違反(栽培)容疑で現行犯逮捕し、12日発表した。男は容疑を認め、「栽培が好きで2年以上前からやっている。自分で吸ったり売ったりしていた」と話しているという。

 青梅署によると、男は11日午前7時45分ごろ、自宅で張ったテントの中で、鉢に植えられた大麻6株を栽培した疑いがある。

 男は自宅とは別に、青梅市内でアパート一室を借りており、今年3月に近隣住民から「変なにおいがする」との相談が署に寄せられていた。孤独死などの可能性もあるとして署員が駆けつけたところ、換気扇から大麻の臭いがしたため捜査を開始。借り主の男を特定し、今月11日に自宅の捜査を実施して現行犯逮捕した。12日にはこのアパート一室からも大麻24株と乾燥大麻とみられるものが入った複数のガラス瓶が見つかったという。

 署は、男が自宅を含めた2カ所で大麻を栽培していたとみている。(比嘉展玖)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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