支援学校生死亡「見守りに問題」 大分県第三者委報告書(西日本新聞)

 大分県別府市の県立南石垣支援学校で2016年に高等部3年の林郁香(ふみか)さん=当時(17)=が給食を喉に詰まらせ死亡した事故で、県教育委員会の第三者調査委員会は16日、教職員の不適切な対応を指摘する報告書を県教委に提出した。

 事故は16年9月15日に発生。知的障害がある林さんはランチルームでの給食中に窒息して意識不明となり、同10月に死亡した。県教委は同12月に医師ら5人による調査委を設置した。

 報告書は、食事指導担当の担任教諭が他の職員2人に声を掛けずにランチルームを離れ、誰も見守っていなかったと認定。異変が分かった後も、心肺蘇生などの措置を取らなかったことも問題視した。

 委員長の藤本保・大分こども病院長は「不適切な対応が死亡事故につながった大きな要因」との見解を示した。

 県警は両親の告訴を受け、昨年5月、当時の校長や担任教諭ら4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

西日本新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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