昨年、史上最年長で初タイトルを獲得した将棋の木村一基王位(47)。防衛がかかる第61期王位戦七番勝負は、最年少タイトル獲得を目指す藤井聡太七段(17)との戦い。1、2日に行われた30歳年下の高校生棋士との第1局は、苦い結果に終わった。
2日の終局後のインタビューで木村王位は、1日目から藤井七段に攻め込まれ、「詳しく調べてみないと分からないですけど、どこかで対応をはっきり間違えた感じがしますね」「苦しいうえに変化のしようがないので、なんか一方的な感じになっちゃったかなというところですね」と振り返った。
終盤も「(相手が)間違えたらといった感じのプレッシャーをかけたんですけど、やっぱりどうやってもぴったり寄っているような感じがしますね」「常にうまい手を指されたらちょっと苦しいかなという展開だったですかね」と話した。
第2局に向けて「早く気を取り直して準備を進めて頑張りたいと思います」。(村上耕司)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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