放火容疑で無職男逮捕 北海道・白糠の飲食店主死亡火災(北海道新聞)

死亡男性の死因は「溺死」

 【白糠】釧路管内白糠町で15日、木造2階建て住宅を全焼し男性1人の遺体が見つかった火災で、釧路署は17日、現住建造物等放火の疑いで、白糠町西庶路東1北3、無職宮垣朗容疑者(47)を逮捕した。

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 逮捕容疑は15日午後6時20分ごろ、同住所、飲食店経営結城国志さん(73)方の木造2階建て住宅に火を付けて全焼させた疑い。同署は認否を明らかにしていない。

 男性の遺体は1階浴室の浴槽の中で、顔が水に漬かった状態で見つかった。死因は溺死。同署は遺体が連絡の取れない結城さんとみて、身元の確認を急いでいる。結城さんの住宅内にいた知人の50代女性も煙を吸って病院へ運ばれた。

 捜査関係者によると、宮垣容疑者は火災発生時に現場付近におり、顔にやけどの痕や、前髪と眉毛が燃えて焦げた痕もあった。宮垣容疑者の自宅に設置されていた防犯カメラの映像に約30メートル離れた結城さん方に向かう同容疑者の姿が映っており、着ていたものと同じ服が自宅で見つかり、一部は焦げていた。

 出火当時、施錠されていなかった玄関付近で炎が上がった後、住宅全体に燃え広がったことが分かっている。同署は宮垣容疑者が結城さん方の玄関に放火した可能性があるとみて慎重に調べている。

 結城さんは自宅近くでスナックを経営。近隣の70代男性は「娯楽が少ない地域でカラオケのできる結城さんの店に行くのを楽しみにしていた人は多い。地域の祭りで歌手を呼ぶなど地元に尽くしてくれた」と話す。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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