放火疑いの92歳死亡で捜査難航 青森5人死亡火災、トラブルは?

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渡部耕平 古庄暢

 青森県六戸町の左官業、十文字利美さん(68)の住宅が全焼し、5人の遺体が見つかった火災の発生から20日で1週間となる。県警は、十文字さんの義母の兄(92)が放火した疑いがあるとみて捜査を進めているが、現場から本人とみられる遺体が見つかっており、出火当時の状況や動機の解明は難航している。

 現場では19日、県警の磯丈男(たけお)本部長が訪れて献花台に花を手向け、捜査状況を確認した。磯本部長は「被害者の方のご冥福をお祈りいたします。事案の真相解明に向け全力を尽くします」とコメントを出した。

 火災が発生したのは13日午前1時ごろ。木造一部2階建て住宅の1階で、十文字さんと妻(67)、義母(88)が、2階で次女(39)と孫3人が就寝していた。次女の夫(38)は仕事で不在だった。

 県警によると、飼い犬の鳴き…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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