故郷に寄り添った八代亜紀さん 死去に談話「歌唱力で励まされた」

 熊本県八代市出身の歌手、八代亜紀さんの死去が報じられると、地元をはじめ各地で驚きと悲しみが広がった。

 八代さんは地元でバスガイドをしていたが、上京して歌手としてデビュー。「なみだ恋」「舟唄」など、数多くのヒット曲を歌う人気歌手になってからも、故郷の熊本に思いを寄せていた。

 とくに2016年に熊本地震が発生した際には、自身のコンサートで義援金を募ったほか、復興を祈念するイベントに出演。20年7月の豪雨の際は被災者が入居する仮設住宅を訪問し、ミニコンサートを行うなど、度重なる災害で傷つく故郷に寄り添い続けた。

 熊本県の蒲島郁夫知事は「悲しみの念にたえません」とコメント。「復旧、復興に向けて歩む被災者を励ますなど、ふるさとを思う多くの活動をしていただいた。八代さんの安らかな眠りを心からお祈りいたします」との談話を出した。

 八代市では「八代よかとこ大…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment