救えなかった14人の命 「共助の心」伝える灯籠の火 熊本県球磨村

今村建二

 熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の跡地で4日夕、近くの小川集落の住民が14個の竹灯籠(とうろう)に火をともし、犠牲者の冥福を祈った。

 3年前は、住民が次々に駆けつけ、救助活動にあたったが、14人の命が救えなかった。

 「悔しさとともに、みんなで何とかしようとした『共助の心』を伝えていきたい」。集落の自主防災組織で会長を務める小川豊明さん(69)は話した。(今村建二)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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