救急搬送困難事案、3週連続で過去最多に コロナ感染疑い患者は微減

吉沢英将

 新型コロナウイルスの感染拡大で救急患者の搬送先がすぐ決まらない「救急搬送困難事案」は、14日までの1週間に全国で6747件あった。前週から158件(2%)増え、3週連続で過去最多を更新した。総務省消防庁が16日、発表した。

 このうち、コロナ感染が疑われる患者の搬送困難事案は2836件と、前週から37件(1%)減。前週まで3週連続で過去最多を更新していたが、減少に転じた。

 消防庁では全国主要52消防本部で、救急隊が医療機関に患者の受け入れが可能か4回以上問い合わせ、現場に30分以上とどまったケースの数を、2020年4月から1週間ごとに調べている。(吉沢英将)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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