担任をしていた中学2年の少女を乗用車内に監禁するなどしたとして、殺人未遂や監禁致傷などの罪に問われた群馬県高崎市の元私立学校教員、内田慎也被告(28)の裁判員裁判の判決が20日、前橋地裁であった。国井恒志裁判長は「首を絞めた行為でただちに少女が死ぬ危険性が高かったとはいえない」などとして殺意を認めず、懲役8年(求刑懲役15年)を言い渡した。
判決などによると、内田被告は6月25日、少女(当時13)の自宅に玄関から侵入。少女に馬乗りになって首などにスタンガンを押し当て、腕やタオルで首を絞めた後、失神した少女をわいせつ目的で乗用車内に連れ込んで監禁した。判決は、首を絞めた行為について、少女を失神させるために時間や強さを調整していたとし、殺意を認めなかった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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