教員不足が深刻化する中、正規の教員免許状を持たずに「臨時免許状」(臨免)で教える教員が増えている。正規免許を持つ人を確保できない場合に限り、3年の期限付きで発行されるものだが、経験の乏しい分野で教えるケースが多く、子どもの学びへの影響が指摘される。
福岡県内の女性は数年前から、小学校の特別支援学級の担任を務める。主に知的障害や情緒障害を持つ児童を教える。持っているのは、中学校のある教科の教員免許だけ。そのことは、子どもや保護者はもちろん、同僚の先生たちもほとんど知らない。
女性は20年ほど前、中学校…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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