谷口哲雄、武田啓亮、桑原紀彦
小中学校の教科書を発行する大日本図書(本社・東京)の社員2人が7月、茨城県五霞(ごか)町の倉持伸樹教育長らと会食し、飲食代を全額支払っていたことが分かった。教科書会社でつくる業界団体は自主ルールで教科書採択の関係者を接待することを禁じている。同社は取材に「コンプライアンス違反にあたる不適切な行為だった」と認め、今後、経緯などを詳しく調査する方針を示した。
同社によると、支社長と営業担当者1人が7月1日、茨城県内の料亭で倉持教育長、県内の元公立中学校長と計4人で会食。同社側は1人あたり約9500円の飲食代を全て負担し、約1600円の焼き菓子を手土産として渡したという。
公立小中学校で使う教科書は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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