文部科学省は9日、今年度に採用された公立学校教員の採用倍率を発表した。受験者の減少に歯止めがかからず、小学校は2・5倍と3年連続で過去最低を更新。高校は5・4倍で過去2番目、中学校は4・7倍で過去3番目に低かった。
文科省は毎年、全国の公立学校教員の採用試験の状況を調査している。2022年度採用試験では、小学校の採用倍率(受験者数を採用者数で割った値)は2・5倍。過去最低だった前年度(2・6倍)をさらに下回った。採用者数は前年度比288人減の1万6152人で、受験者数は同2812人減の4万636人。受験者数の減り幅が大きく、倍率が下がった。
受験者のうち大幅に減ってい…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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