公立小学校の教諭を辞め、教育現場の片付けの「指南役」として独立した男性が名古屋市にいる。学校の不用品整理は教員の「働き方改革」にもつながると説き、今年2月にこれまでの取り組みを本にまとめ、全国の教職員から反響があったという。片付けと働き方改革はどうつながるのか。
丸山瞬さん(33)は今年3月、3年間務めた名古屋市立小学校の教諭を辞めた。現在は「学校整理収納アドバイザー」の肩書で活動している。在職中から学校の不用品整理の意義をブログで発信し、テレビや雑誌で紹介されていた。
「私生活で片付けは得意じゃない」という丸山さんだが、学校の整理整頓に関心を抱いたきっかけは、教諭になる前の講師時代にさかのぼる。
「憧れていた教育現場で最初は…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル