千葉市花見川区の市立中学校で今月、男性教諭が1年生の男子生徒2人にカッターナイフを突きつけていたことが、市教育委員会や中学校への取材でわかった。生徒にけがはなかった。学校は生徒や保護者に謝罪。市教委は千葉県警に事案を相談しており、近く教諭を処分する。
市教委や中学校によると、1年生の教室の窓枠に、鋭利なもので傷つけたとみられる「令和」という落書きがあったという。生徒指導と理科を担当する20代の男性教諭が8日の授業中、この落書きをめぐり、生徒の首近くに刃を出したカッターナイフを向けた。その後、手元で回しながらもう一人の生徒にも刃を向けながら話をしたという。
別の生徒がほかの教諭に相談するなどして発覚した。市教委の聞き取りに対し、教諭は事実関係を認めたうえで「『落書きをしている人がいたら注意し合う』『使い方を間違えてはいけない』との趣旨で指導していた」と説明。反省しており、中学校への出勤は見合わせているという。
中学校は全校集会や保護者会で…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル