教諭逮捕の殺人事件、被害者宅3階から土足痕 帰宅直後に襲われたか

 東京都江戸川区の住宅で2月に住人の男性を殺害したとして、同区立中学校教諭の尾本幸祐容疑者(36)=東京都江東区=が殺人容疑で逮捕された事件で、男性が帰宅直後に襲われた可能性が高いことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は11日、尾本容疑者の勤務先の中学校を家宅捜索した。

 捜査関係者によると、殺害された契約社員の山岸正文さん(当時63)の自宅から約300メートル離れたスーパーの防犯カメラを調べたところ、山岸さんが事件直前の午後6時台に買い物をする様子が映っていた。山岸さんは発見時、玄関付近でコートを着たまま仰向けに倒れていたという。警視庁は、山岸さんはスーパーから自宅に戻った直後に襲われたとみている。

 山岸さん宅は3階建てで、3階部分から土足の跡が見つかり、尾本容疑者が所有するスニーカーのものと同型だったという。足跡は事件よりも前についたものとみられ、同庁は事件前にも侵入した可能性があるとみている。

■事件前後、服が変わる 傷は…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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