900人超が入るホールを独占し、世界最高峰のピアノを心ゆくまで弾いてみては――。神戸市中央区の神戸文化ホールが、設置する2台のグランドピアノの貸し出しを今月から一般向けに始めた。すでに6月の予約は埋まる人気ぶりで、担当者は「新型コロナウイルスの感染状況にもよるが、7月も続けることができたら」と話す。
貸し出されるのはオーストリア「ベーゼンドルファー」と、米国「スタインウェイ」の2台のグランドピアノ。いずれも、ドイツ「ベヒシュタイン」と並び、世界三大ピアノと称されるブランドのものだ。どちらも1台数千万円はするという。
新型コロナの感染拡大でイベントの中止が相次いだため、めったに弾くことができない本格的なピアノに触れてもらおうと企画した。
利用条件は、練習を目的にピアノを使用する1~5人で、1日最大3時間まで。普段ピアノに触ることのない人や、小さな子どもを連れた親子などでも申し込める。利用後は鍵盤を丁寧に拭いたり、換気をしたりして、感染防止対策をとっている。
「ホテルなどで演奏する機会が…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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