9月10日の開業を控え、世界最大級の大型客船が入港できる「東京国際クルーズターミナル」(東京都江東区)の内覧会が26日に開かれた。東京五輪の開催に合わせ、7月に開業予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、延期されていた。
既存の「晴海客船ターミナル」(中央区)も外国籍船に対応しているが、レインボーブリッジの内側にあり、大型船は橋の下を通れない。このため、都が390億円かけて整備した。岸壁の長さ430メートル、水深11・5メートルで、世界最大級の大型客船も入港できる。
内覧会に合わせて、現在は運航を中止している商船三井客船のクルーズ船「にっぽん丸」(全長約167メートル)も着岸して、開業を祝った。都によると、新型コロナの影響で当面は外国籍船の寄港予定はなく、まずは日本籍船の受け入れを目指すという。(長野佑介)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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